2020年9月10日
最近「新型コロナ」と「インフルエンザ」の言葉を耳にすることが多くなりましたが、どちらもウイルスがモタラす病気なので「手洗い・うがい・検温・消毒・マスク」を習慣化して、健康でいられるように心掛けたいものです。
今回は異常が発生する原因を探ってみたいと思います。異常とは「エレベーターが動かない事」を異常と捉えています。その異常で一番多い原因は「ドアが開かない」「ドアが閉まらない」ことです。
その中でも「ドアが閉まらない」から動かないという異常が一番多いです。そして「ドアが閉まらない」ことにも原因があるのです。
原因①乗場の押ボタン(↑又は↓)が入りっぱなしになっている。
ドアを開放し続けるには、かご内の「開ボタン」か乗場の「呼ボタン」を押し続けるか、ドアセーフティーを押さえ続ける必要があります。この中で一番使用頻度が高いのが「乗場の押ボタンを押し続ける」ことです。押ボタンの中にはスイッチが入っていてスイッチの「on」「off」で開閉信号を作っています。そのスイッチに雨水がかかったり、スイッチが壊れたりすると入りっぱなしになります。
原因②ドアの下の敷居溝に異物が挟まっている。
ドアが閉まりきる場所に、ペットボトルのキャップや小石が挟まっていることが多いです。ドアが開いたり閉まったりしてもエレベーターが動かない原因はこういう場合が多いです。
動かないと困るから、私達の仕事が成り立っています。「動く乗り物」にはメンテナンスが重要です。車、飛行機、電車、ジェットコースター、エレベーターなど「動く乗り物」には法令で点検が義務付されています。