2019年9月10日
暑い残暑が続いていますねー。体調管理には十分注意しましょう!
そんな暑い中でも私たちメンテナンスマンはエレベーターの点検に奔走しています。エレベーターの中は涼しい感じがしますが、そんなことはありません。
エレベーターは昇降路(縦シャフト)の中を上下に動いています。昇降路の構造はコンクリート造が多いですが、鉄骨とALCで出来たものも多いです。展望用エレベーターは鉄骨とガラスで出来ています。
昇降路(縦シャフト)は法律上、防火区画としなければなりません。そのため昇降路には窓や通風孔が無いのです。壁で囲われています。
ですから熱を通し難い構造であるため、反対に考えれば熱が逃げないのです。すき間風ぐらいは通りますが。
昇降路に籠った熱は逃げないので、エレベーターの中も送風ファンだけでは涼しくならないのです。エアコンを設置してある高級エレベーターもありますが。
夏場はどこに居ても熱中症の危険が潜んでいます。注意しまししょうね。