新着ブログ☆エレベーターの「知っていると役立つ話」2

2020年7月10日

今年の梅雨は長くなりそうですね。先日は岐阜県でも木曽川上流にあたる飛騨川が氾濫しました。地域の方々には心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興をお祈りいたします。

今回のような局地的大雨が降ると、エレベーターが止まって動かなくなることがあります。それはエレベーターシャフトの中に雨水が入り込み、エレベーターの天井の上に水が垂れて、漏電やショートさせてしまうからです。

なぜ天井の上に水が垂れるのか…通常1階(最下階)にエレベーターが止まっているからです。???水は下へしか流れませんよね?下にエレベーターが止まっていれば、各階から流れ込んだ少しの雨水が寄り集まって、最下階にあるエレベーターの天井の上に垂れてしまうからです。

防ぎようがないでしょうか?あります。大雨が降っている時や台風が近づいている時は、エレベーターを利用した後最上階のボタンを押して降りればよいのです。共同住宅(マンション)などは特に入居者の意識がないとできない事ですが。

今回もそのような事がありましたので記事にしてみました。あ、川沿いの写真を今回は撮影したので載せておきますね。

木曽川右岸堤防の外にあるテニスコートです。芝とネットが水没しています。

カーブミラーの奥に見えるのが国宝犬山城です。道路の際(きわ)まで濁流となって流れていました。そしてドブ臭かったです。

自然の力を見せつけられました。